Macの仮想環境にはVMware Fusionが快適!無償で使える!
Dec 7, 2020 22:00 · 1516 words · 4 minute read
Macユーザのみなさん仮想環境を作る際には何を利用していますか?以前から自分はVirtualBoxを使用していました。VirtualBoxは無料で使える仮想化ソフトウェアでお世話になっていたのですが、Ubuntuを入れて色々やっていたところ動作がモッサリとして少し使いずらかったり、解像度の調整やウインドウサイズの変更のために追加で導入するGuest Additionsが何度試してみても思うようにいかないなどど何かと不便を感じていました。最近は仮想化ソフトウェアを使ってVMを立てて何かするといったことはほとんどなかったのですが、最近VMwareが(個人利用では)無償で使えるようになったという情報を聞いたので使ってみました。今回はユーザ登録してソフトを落とすところからVMware上でKali Linuxを動かすところまでのところをやってみたいと思います。
VMwareの会員登録をする
まずVMware Fusion Player Personal Use Licenseの登録ページに行き会員登録を行います。 勤務先など登録情報が多いですが頑張ります。
ライセンスキーの発行
登録が終わりメールアドレスを認証すると下のような画面が出るので、LICENSE KEYSをメモします。 出ない場合はこちらからいけます。このリンクはサイトの言語環境が日本語になっていたりすると正しくリンク先に遷移することができず404エラーが返されてしまうので、vmwareのサイトの言語選択のところからUnited Statesを選択しましょう。
Fusionのダウンロードとアクティベーション
先程のライセンスキーが記載されているページの下部にある「Download Packages」の「Manually Download」ボタンからダウンロードします。ダウンロードが終わったら起動するとアクティベーションキーを入力する画面になるので先程のキーを入力します。ライセンス状況を確認したいときは「VMware Fusion>ライセンス」から確認できます。
Kaliを入れてみる
導入が終わったので、Mac上でKali Linuxを動かしてみます。まずはKaliのイメージをダウンロードします。今回はosboxes.orgからダウンロードしました。ダウンロードページからVMwareを選択して64bitの方でDownloadを押します。
ダウンロードが終わったら.7zを解凍した後でVMwareを起動し「+ > 新規」を押しインストール方法選択画面に遷移します。
「カスタム仮想マシンを作成>Linux>その他のLinux 5.x以降のカーネル」を選択します。
ブートファームウェアはレガシーBIOSを選択。その次の「仮想ディスク オプションを選択」の部分では「既存の仮想ディスクを選択」にし、先程ダウンロードしたKaliの.vmdkファイルを選択します。終了を押してしばらく経つと準備が完了します。
起動する
VMwareから導入した仮想マシンを選択すると動画の再生マークが現れるのでそれを押すと仮想マシンが動きます。インストールが終わったら実際に使ってみますがここで一つ注意があります。Kaliのパスワードはroot/rootやkali/kaliは今回通りません。osboxes経由でダウンロードしたものはosboxes/osboxes.orgがusername/passwordとなっているので気をつけてください。 参考
最後に
使ってみるとわかりますがサクサク動いていて快適です。今まで仮想化ソフトウェアを試していなかった人や他のソフトを使用していてモッサリ感などを感じていた人はこの無償利用の機会に試してみてはいかがでしょうか?